指定詞
この言語には指定詞と言う品詞があります。
これを使うことで、単語に「過去」や「可能」などの意味を付与できます。
指定詞一覧
| カテゴリ | 指定詞 | 意味・用法 |
|---|---|---|
| 時間 | pa | 過去 |
| 時間 | ca | 現在 (通常は省略される) |
| 時間 | fa | 未来 |
| その他 | cāca | 推奨 |
| その他 | ce | 可能 |
| その他 | fe | 被 |
| その他 | ne | 否定 |
| その他 | nēca | 禁止 |
| その他 | sa | 強調 |
| その他 | t̰e | 変化 (直後に te を伴い、t̰e te の形で用いられることが多い) |
| その他 | wa | 願望 |
ポイント
- 後ろに意味を追加する対象となる語句を取る。
- この対象となる語句を「被指定語句」と呼ぶ。
- te句を取って、t̰eの変化先や、waの対象などを指定することもできる。
例文
- Mā pa t̰e te lica ṁao.
- Mā sa wa te jā lica ṁao.
指定詞の順序に注意
指定詞の順序で意味が変わる例があります。
例文
- Mā pa t̰e te lica jā.
- Mā t̰e te pa lica jā.
1.はpa t̰e te、2.はt̰e te pa の順になっている。
この順序が異なると、t̰eは異なる変化先を示すことになります。
1.での変化先は、lica jāだが、2.ではpa lica jāとなる。
これを踏まえて、例の2文を直訳するとこうなります。
直訳
- 私はあなたを好むという状態に変化した。
- 私はあなたを好んだという状態に変化する。
つまり、
意訳
- 私はあなたを好きになった。
- 私があなたを好むというのは過去の話になる。
ということです。